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今後の業界構造2011年11月12日

・今後の業界構造(経産省)

【サービスの分類】
・プロダクト提供サービス
・従来型個別サービス

【サービスの形態と対象分野】
①BtoC型
・ソーホー向け
・コンシューマ向け

②ローカル型
・ソーホー向け
・コンシューマ向け
・ユーザー企業向け

③従来型
・ユーザー企業向け


参考>
   https://docs.google.com/viewer?a=v&pid=explorer&chrome=true&srcid=0B3G1HB6m-WNlMGM5MWM2NzItNDU0MC00NmFhLWE5ZGMtM2IxZjUzNGY0MDYy&hl=en_US

人材がテクノロジで世の中を変える2011年11月22日

ホワイトカラーからITカラーに転換しよう
2011/09/14(ガートナー 亦賀忠明)

サラリーマン的なホワイトカラーから、テクノロジで世の中をよくするITカラーに転換しよう。
そのほうが、世のためになるし、精神の健康にもよい。
経営者も、リーダーも、社会の人々も、こうした人材を大事にしよう。また、そうした機運を高めよう。
クラウドコンピューティングやビッグデータに代表される新たなテクノロジの時代の到来に伴い、こうした人々は、これからの企業のビジネス競争と社会の豊かさにとって欠かせないはずだから。
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日本では、
ほとんどのベンダ経営者や役員にとって、新しいITは基本的に新たな儲け話だけになっている。
グローバルのトレンドを受け、新しそうなテクノロジを紹介し、似たようなものを作ろうとする。
テクノロジでモノゴトを良くしたいという真剣さは、彼らから伝わることはほとんどない。

またIT部門の人々の多くも、基本的に、業務システムを変えたくない、もしくは、簡単に変えられないと思っている。
自分たちがリードするというよりも、ベンダに提案させるべきことはないかを探っている。
ベンダが提案してきたら、これを評価するという姿勢で臨み、特別のコスト削減を求める。
ベンダはそれに対してユーザーの下請けのように振る舞う。(金が欲しい)
 こんなことでは、日本の企業ITはよくならないし、その効果もない。最悪、有能なIT人材が日本からいなくなる。
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IT先進国では、
ベンダは、イノベーションの重要性を懸命に語り、
なぜ、われわれが変わる必要があるのか、
どうやって変えるのか、
どんな新しいテクノロジを作ったのか、
将来がどうなるのか、そうしたことを熱く語る。

単なる儲け話とみることもできなくはないが、
テクノロジで世の中を変えたいという思いが彼らを強く動かしていることに気がつく。

ユーザー企業は、一生懸命その意味を探り、
それが本物かどうかを見極め、
そうであると判断した場合、それを実践し、
チャレンジすることで、新たな実績を作ろうとする。

ここに、ベンダとユーザー企業の間で、共通のゴールが生まれる。
新たなテクノロジで世の中を良くするということである。

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ITカラーの人々は、イノベーションを楽しみ、できるだけ賢いやり方で世の中を変えることに喜びを持つ。
新たなテクノロジと頭を使ってモノゴトを良くすることはITカラーにとってのモチベーションであり、アイデンティティである。
テクノロジを使った賢いコスト削減も、この意味では彼らの楽しみだ。
賢くない、面白くない、単なる押し付け仕事をやりたくないのは世界どこでも同じである。

http://www.atmarkit.co.jp/news/analysis/201109/14/itcollar.html